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モバイルエンジニア 荒川直樹 github.com/naoki1026

Webを支える新技術を読んでみた その2

概要
- Webを支える新技術を読んで、自分なりにわかりやすくまとめてみようと思います。

UNIXサーバ

UNIXは、同時に複数のユーザーが利用できる「マルチユーザー」、同時に複数の処理を行う「マルチタスク」を備えるOSとして開発されました。 Windowsよりもずっと前にUNIXはこれらの機能を実現しており、インターネットの標準的なプロトコルである「TCP/IP」もUNIXにより開発されました。

現在最も使われているのはLinux系のOSで、オープンソースであるためライセンス料がかからないというメリットがあります。その一方でキーボードでの文字入力をベースとしたCUI操作がメインであるため、知識を持った技術者でないと操作できないというデメリットがあります。

Webサイトの3つの用途

  • Webサイト
  • ユーザーインターフェースとしてのWeb(人間向けのインターフェース)
  • プログラム用APIとしてのWeb(プログラム向けのインターフェースでWebAPIとも呼ばれる)

TCP/IP

インターネットで標準的に利用されている通信プロトコル(お約束のこと)。TCPとIPという2つのプロトコルで構成される。

TCPは、接続相手を確認してからデータを送受信することで、信頼性の高い通信を実現する。送ったデータが相手に届いたかを、その都度確認しながら通信するやり方です。漏れなく伝わる可能性は高いものの、スピードは遅くなってしまいます。

IPは、相手を確認せずにデータを送受信することで、高速なデータの転送を実現するインターネット用のお約束のこと。しかしIPだけではうまく通信することができないため、TCPに助けてもらっている。

TCP/IPによる通信では、IPがネットワークから自分宛のパケットを取り出してTCPに渡し、TCPはパケットに誤りがないかを確認してから元のデータに戻す。Windows 95以降のWindowsMac OS Xは標準でTCP/IPに対応しており、Ethernetポートが付いているパソコンであればすぐにインターネットが利用できるようになっている。