Webを支える新技術を読んでみた その1
概要
- Webを支える新技術を読んで、自分なりにわかりやすくまとめてみようと思います。
ブラウザのMosaic
欧州原子核機構(CERN)がWorld Wide Web(WWW)の利用を解放した年である1993年に、イリノイ大学の米国立スーパーコンピュータ応用研究所(NCSA)に所属するマーク・アンドリーセンが、革新的なWebブラウザであるNCSA Mosaicを開放・リリースした。それまではテキストと画像は別々のウインドウにしか表示させることができなかったが、同じウインドウにテキストと画像を表示させることを実現させました。ちなみに1993年は皇太子と雅子様が結婚された年です。
欧州原子核機構(CERN)
これでセルンと読むそうですが、1954年にヨーロッパの12カ国が出資して、設立された研究所です。素粒子・物理学の研究所で、2012年にはヒッグス粒子を発見しました。WWWはイギリス人のティム・バーナーズ=リーが開発しました。
ティム・バーナーズ=リー
彼はイギリスの大学で物理学を研究していたものの、コンピューターの方が面白そうという理由で、コンピューターに没頭して行きました。
彼はCERNから研究者が情報を共有できるシステムを構築することを命じられて、ENQUIREというシステムを開発したものの、あまり評価されずにCERNを去りました。その後にCERNを去るものの、4年後に「ハイパーテキストシステム」を提案し、その後に世界初のブラウザであるWorldWideWebを開発しました。URL、HTTP、HTMLの最初の設計は彼によるものです。
ヒッグス粒子
簡単にまとめてみました。
- ヒッグス粒子が存在しなければ宇宙を構成する全ての星や生命が生まれないことになる。
- 全ての宇宙空間を満たしている素粒子として、1964年にイギリスの物理学者、ピーター・ヒッグス氏が存在を予言した。
- 宇宙の全ての物質に重さを与えている。
シンプルさは究極の洗練である。
レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉で、英語では、The noblest pleasure is the joy of understanding.となるそうです。
アーキテクチャ
アーキテクチャには3つの意味があり、「建築学」、「建築構造」、そして「ソフトウェアやハードウェアの基本的な設計概念」である。ソフトウェアアーキテクチャでは、ソフトウェアを設計するにあたり、最も必要となるのが機能や性能の全体像と製品本体の構成要素のバランンスであるが、それぞれの役割や関係性を考慮しながらソフトウェアを設計していく、より良いスタイルを指している。